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日経225(日経平均)とは

投稿日:2017-08-01

とはサーチ より抜粋

 

日経平均株価とは、日本を代表する225銘柄から算出された株価指数のこと。

具体的には、約1700ある東証一部上場企業の中から225銘柄を選び出し、ダウ式平均法を使い算出します。(計算方法についてはページ後半の”どのように計算するのか?”を参照)
1950年に東京証券取引所が計算を開始したのが始まりで、TOPIXと併せて日本を代表する株価指標です。日本の景気を判断する上での重要な指標として、日々ニュースや新聞などで取り上げられています。

 

なぜ日経平均や株価は変動するの?

日経平均をはじめ株価が変動する裏にはさまざまな要因があるとされますが、端的に言ってしまえば「買う人の方が多ければ上がり」「売る人の方が多ければ下がる」という事になります。では、なぜこの様に”買う人”と”売る人”に差が出るのでしょう?

 

投資家の判断を左右するものとは?

それは、これから景気がよくなりそうといった世間のムードや、円高・円安といった企業業績に影響を与える要素などを総合的に判断した上で、投資家たちが”買う”のか”売る”のかを決めているから、と言えます。

 

日経平均株価が上がったり下がったりするとどんな影響がある?

日経平均および株価が上昇すると、直接的な影響として株を保有する株主の利益が増えます。株主の利益が増えるとそれだけ株主は企業を支持(=企業価値の上昇)しますから、企業的にも口出しされずに経営がしやすくなります。企業価値の上昇は、優秀な人材や資金を集まりやすくし、新規事業や事業拡大など思い切った判断をすることも容易になります。

 

株を持っていない人にも恩恵がある

その結果、会社の規模は大きくなり売り上げも伸び、社員の給料やボーナスへと還元されます。収入が増えれば使うお金も増えますから、この様な流れの中で最終的には景気にプラスの影響があると考えられています。

 

日経平均の安値・高値

バブル景気真っ只中の1989年12月29日に38957円の最高値を記録し、2008年10月28日にはリーマンショックの影響で6994円の最安値をつけています。 しかし2012年に始まったアベノミクスの追い風を受けて、2015年そして2017年にも再び2万円を突破し日々世間の注目を集めています。

 

なぜ225銘柄なのか?選定や入れ替えの基準は?

日経平均株価に採用される銘柄がなぜ225なのか?という事に関しては諸説ありますが、「1950年当時東証に上場されていた企業が225社だった」という説や、「全銘柄からバランスよく選んでいったら結果的に225銘柄になった」という説がよく聞かれます。